NMOSD患者さんへさまざまな情報をお届けするサイト

音声読み上げ

クリックすると
音声読み上げをスタートします

監修:東静脳神経センター
順天堂大学医学部附属 順天堂醫院脳神経内科 
横山 和正 先生

ここから本文です。

日常生活の中で運動を心がけよう

監修:関西医科大学総合医療センター脳神経内科
 藤井 ちひろ 先生

普段の生活でも、痛みやしびれなどのために、体をあまり動かさない生活をしていると、筋力や基礎体力の低下だけでなく、かえって痛みやしびれを強く感じてしまう場合があります。また、症状によっては、リハビリによって動作が改善できる場合があります。


ウォーキング・水泳・ヨガなど
力が抜けてしまう脱力症状以外に、こわばりや痛み・しびれに対しても、全身運動は有効です。歩ける方は、正しい姿勢・歩き方を意識しながら、短時間・短距離でもよいので歩くようにしましょう。
 ストレッチなど
体のこわばりには、ストレッチが有用です。ゆっくり呼吸しながら、力を抜いて行いましょう。タオルを利用したり姿勢を工夫することで、体が動かしにくい方でも行うことができます。

おすすめのトレーニング

  • 腹筋トレーニング

    腹筋トレーニング。仰向けになり両膝を立てて両脚を浮かす。脚の付け根が90度になるまでゆっくり両脚を上げ、そのあとゆっくりおろす。

    脚を90度に曲げて両足を浮かす。ゆっくり浮かして降ろす。

  • 膝関節の伸展運動

    膝関節の伸展運動。椅子に座った状態で、片脚ずつ膝を伸ばすようにつま先をゆっくり上に持ち上げる。3秒止めた後ゆっくりもとに戻す。反対の脚も同様に行う。

    下腿をゆっくり伸ばし、3秒保持した後元に戻す。

  • 股関節の屈曲運動

    股関節の屈曲運動。椅子に座った状態で、片脚ずつ太ももを上に持ち上げて3秒キープ。その後ゆっくりもとに戻し、反対の脚でも同様に行う。

    大腿部をゆっくり持ち上げ、3秒保持した後元に戻す。

  • ヒップリフト

    ヒップリフト。仰向けになり両膝を立てた状態で、お尻をゆっくり上げ下げする

    お尻に力が入っていることを意識しながら、出来るだけゆっくり上げ下げする。

  • 足関節の背屈と底屈運動

    足関節の背屈と底屈運動。壁に向かって立ち、壁に手をつく。両足のつま先から足の裏を床から離し、もとに戻す。次は背伸びをするように両足の踵を持ち上げ、もとに戻す。

    踵をつけた状態で足裏全体を床から持ち上げる。元に戻し、つま先をつけた状態で踵を持ち上げる。


おすすめのストレッチ

  • 前腕のストレッチ

    前腕のストレッチ。片方の腕を前に伸ばして手のひらを上にし、もう片方の手で指から手首を反らす。反対の手も同様にストレッチする。

    左手の手の平を上に向ける。右手で左手の指先を後ろに引っ張って、手首を曲げる。左右の手を入れ替える。

  • 肩のストレッチ

    肩のストレッチ。片方の腕をまっすぐ伸ばし胸の前を通るように反対側へ倒し、もう片方の手で抱えるように支えながら肩を伸ばす。

    まずは左腕を右側に伸ばし、それを右腕で支えながら、30秒間伸ばす。
    次に右腕を左側に伸ばし、30秒間伸ばす。

  • 体幹回旋運動

    体幹回旋運動。両手でタオルを肩幅くらいの間隔で握り、まっすぐ前に伸ばす。腕を伸ばしたまま腰から回すようにして体を左右にひねる。

    両手でタオルを握って真っすぐ前に腕を伸ばす。
    腕を伸ばしたまま上半身を横に捻っていき、3秒間保持する。

  • 肩甲骨のタオルストレッチ

    肩甲骨のタオルストレッチ。両手でタオルを肩幅より少し広めの間隔で握り、そのまま両腕を上げる。頭の後ろをとおり、首の後ろまで引き下げる。

    肩幅より少し大きめにタオルを持ち、両腕を挙げる。
    そのままタオルを首の後ろまで引き下げる。

  • 股関節のストレッチ

    股関節のストレッチ。床に座り、両足の裏を合わせて股を開く。両膝を軽く下へ押す。

    両足の裏を合わせて股を開き、両膝を軽く下へ押す。

  • 大腿背部のストレッチ

    大腿背部のストレッチ。床に座って脚を伸ばし、片方の脚にタオルをかけ両手で握り、足を引き寄せるように上半身を倒す

    伸ばした足にタオルをかけ、両手で握り、上半身をゆっくり引き寄せる。

自分に合った適切な運動内容については、主治医に相談してください。
理学療法士に効果的な運動プログラムを教えてもらうこともできます。